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冬の怪談はいかが?本当にあった怖い話!私の実体験ほん怖話 #怖い話 #恐怖 #冬の怪談

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おはこんばんにちは!今日もポジティブにズボライフ!ちゃんもちです。

 

さて、今は冬な訳ですが…こわーい話はいかがですか。

 

YouTubeでたっくーさんの主催されているT-1グランプリを見ていてまんまと触発されました(笑)

 

ちなみにT-1グランプリ第一夜はこちら↓


www.youtube.com

怖がりの癖に怖い話や動画が大好きなんです(*´з`)

 

今日は私の実体験、怖い話をしてみたいと思います。

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私の体験談

大学時代、友人と深夜に思い付きでレンタルショップに行くことになりました。

 

私の一人暮らしの家からはそこそこの距離があったのですが、酔いを覚ますために散歩がてら行こうよということに。

 

途中、暗い住宅街・神社前・小学校前・川沿いと通っていくのです。

 

ホラーゲーム並になんとなく怖い場所を通っていくルート。

 

「暗いし気持ち悪いねえ!」なんてひそひそしゃべりながら、行きはとくになんにもありませんでした。

 

レンタルショップについたのは0時過ぎ。

 

見たい物を一通り選んで、次は行きと逆のルートで帰ることになります。

川沿い・小学校前・神社前・住宅街、の順ですね。

 

店を出たのは2時前くらいでした。

 

川沿いは不気味なくらいにしんと静まり返っていて、元々怖がりな私は(丑三つ時だよな…)なんてことを考えていました。

 

すると、チャプン、ずるずる、チャプンと微かに音が聞こえてきました。

 

「な、なに、今の…」

そう私が声を発すると、隣の友人はきょとんとしていました。

 

「え?何?」

「今、水の音と…なんか引きずるような音せんかった?」

「いや、わからんけど」

 

少し気味が悪くなった私は、早く帰ろうと声をかけて友人の腕を引きました。

友人は不思議そうでした。

 

怖がってる?なんて茶化してきましたが、私は怖がりなので友人の茶化しに反応できませんでした。

 

小学校前に差し掛かると、一層静まり返っていて不気味さが増していくような気がします。

 

ここまでヘラヘラと笑っていた友人が足を止めました。

 

不審に思った私が友人を振り返ると、友人は真顔で小学校を見上げている。

 

怖くなり、何故そんなことをしているのか聞いてみることにしました。

 

「何?何、見てる…?」

 

でも友人はそれには答えてくれませんでした。

そのかわり、私にある質問を投げかけました。

 

「なあ、今って、夏休みやんな?」

「え?うん、そうやね」

「行こ!!!」

 

今度は友人が私の腕を引き、ずんずんと帰り道を進んでいきます。

 

何があったのかわからない私の頭は?でいっぱい。

 

「何なに!?」と焦る私、友人は無言を貫いて進んでいく。

 

神社の前にさしかかる頃、やっと友人は足をとめて口を開きました。

「小学校も、今夏休みやろ」

「う、うん多分」

「警備員さんかもしれんけど…夏休みのこの時間に小学校って人おるもん?」

「誰か、いたん?」

「明かりが、廊下を動いてた」

「そ、そっか。まあ、うん…警備員さんかもしれんしな」

「そうやね」

 

何も話すことが出来ませんでした。

 

そうこうしているうちに少し高いところにある神社が見えてきて、小さな明かりに少しだけ安堵しました。

 

ずっと暗いところを歩いてきたのと、思い込みかもしれないけれど気味の悪い出来事に遭遇して不安になっていたので。

 

しかしその安堵もそこまででした。

神社前に差し掛かった時、少し上の方にある草むらが大きく音をたてたのです。

 

ガサガサガサ!!

 

友人と私は、顔を見合わせ思わず足を止めてしまいました。

そして、音のした方向を見てしまったのです。

 

 

 

暗闇の中で、明かりにぼんやり照らされて浮き上がる鳥居のシルエット。

その陰に、真っ黒の人影がありました。

 

身長は私たち(160-170cm)よりも明らかに高く見えました。

その人影が、こちらを伺うようにずるりと動きました。

 

 

私たちは声にならない声をあげて、一目散に駆け出しました。

 

住宅街に行かなければ!

そう思いました。

 

二人で振り返りもせず必死に駆け抜け、前方に公民館らしき建物から煌々と明かりが漏れているのをみて心底安堵しました。

 

二人で公民館前まで走り、そこで止まって息を整える。

 

恐る恐る後ろを振り返りましたが、そこには当然誰もいませんでした。

 

人影も勿論、どこにも確認できない。

本当に安心しました。

 

「よかった…ついてきてない」

「うん、うん…」

 

公民館の扉は開いていて、前には靴が沢山ならんでいました。

 

子どもの靴もばらばらに投げ出されていたり、子ども会なんかでよく見た光景だなあなんて和みました。

中からはワイワイガヤガヤ声も聞こえていて、こんなに安心感のあることはないなと二人で話しながら歩き始めました。

 

そして真っ暗な住宅街に差し掛かったとき、私はふと思いました。

 

今は、深夜の2時を過ぎた頃。

公民館に明かりがついて、人が集まって、その中には子どももいて、話し声が聞こえた?

 

 

「な、なあ…」

「うん?」

「さっき、公民館みたいなとこ、賑やかやったな?」

「うん、そうやなめっちゃ安心した!」

「なあ、今2時過ぎてるで…」

「…」

 

背筋が冷えました。

肌が粟立っていく感覚もありました。

 

背後の明かりと前に見える真っ暗な住宅街。

自分たちの立っているこの場所が、いきなり恐ろしいところのように思えました。

 

 

 

「帰ろう、早く」

「うん」

 

足早に住宅街を二人で進んでいく。

 

周りが真っ暗で静まり返っていて、先ほどとは大違いでした。

 

軽口でも言わないとやっていられなくて、友人に小さく声をかけました。

 

 

「なんか、ここで窓バン!とかして驚かされたら死にそうやんな」

 

 

友人が微かに笑ったその瞬間でした。

私たちの左隣にある古民家の窓(すりガラス)に真っ黒な人影がぶつかったのです。

 

バァン!!

 

人が窓にぶつかった音が鳴り響き、私たちはまた走り出しました。

 

走りながらも私の頭は冷静でした。

ありえない!そう考えていました。

 

すりガラスなのに、どうして人影が真っ黒になる?

すりガラスなんだから、もし真っ黒の服を着ていたとしても頭や手なんかは肌色でなければおかしい!

 

それなのにさっきの影は全部が真っ黒だった!

後ろ向きにぶつかった?手は真っ黒の手袋をしていた?

なんのために!!?

 

最初に見た人影が追ってきているとしか考えられなくなっていました。

 

目の前に十字路が見え、近所に先輩が住んでいるアパートがあることを思い出しました。

 

犬も深夜にも関わらず、酷くうるさく吠えています。

 

この犬は朝から晩まで寝ている時以外は吠えまくる犬なのだ、と先輩から教わっていたのでその吠え声にこの時ばかりは安心させられました。

 

友人と二人でスピードを落とし、後ろを振り返る。

誰もついてきてはいませんでした。

 

 

「まいた?」

「まいたっていうか、ついてきてたのかどうかもわからんけど」

 

 

へろへろになりながら、二人で吠えまくっている犬の方を見ました。

 

 

「相変わらず吠えてんな…」

「まあ今は安心するけど」

 

犬小屋は私たちのいる道からすぐ近くに見えていて、古民家の傍にたっていました。

 

物干し竿がおいてある傍で、犬は鎖をいっぱいいっぱいに引いてこちらに向かって吠えている様子。

 

あまりにも吠えるので、鎖でも引きちぎってこっちにこないだろうかなんて心配が頭をよぎりました。

 

犬を見ながらその場を離れようとしていると、犬小屋の横に立っている別の古民家からまたしても真っ黒な人影が出てきたのです。

 

 

 

「あ、え…」

 

 

連続で起こった不可解な出来事に、友人は流石に固まってしまっていました。

 

ずるりと人ではないような動きでこちらに向かってくる真っ黒の影。

私は友人の服をめちゃくちゃにひっぱって走りました。

 

もうだめだ、完璧についてきている。

そう考えながら。

 

 

大通りに出る直前、私は少しだけ後ろを振り返りました。

 

さっきまで自分たちがいた場所に、黒い人影が出てきています。

 

道の真ん中に、背の高い真っ黒な影が。

真っ黒なのに人型であることはわかるのです。

凄まじい恐怖に、友人は泣いているようでした。

 

 

「あかん、もう…あれ、」

「走れ!すぐそこにコンビニあるから!」

 

 

泣いている友人の腕や服をめちゃくちゃに引っ張って走りました。

もう、後ろは振り返りません。

 

前方にコンビニの明かりが見えても、スピードを緩めることはありませんでした。

 

なだれ込むようにコンビニの中に入ってきた私たちを、店員さんが不審な目で見ていました。

 

でもそんなことを気にする余裕はなく、私たちはコンビニの雑誌コーナーに立ち尽くしていました。

 

そして今しがた自分たちが出てきた道に繋がるところを、雑誌コーナーの窓からずっと見つめていたのです。

 

今にも、あの真っ黒な影がずるりとこちらに向かってくるような気がして。

 

でも結局、待てども待てどもその影は出てくることがありませんでした。

 

30分くらいコンビニにいたでしょうか。

私たちはジュースやお菓子なんかを適当に買って、明るいところを選んで私の家まで帰ることにしました。

 

家に帰ってからもなかなか眠ることが出来ず、二人でレンタルしたものを見たりゲームをしたりして朝まで過ごしました。

 

結局私たちが眠ることが出来たのは、朝日が昇ってから。

 

この私の家で、この後も心霊現象か?と思うようなことが少し続くことになるのですが…その話はまたいずれ。

 

一体、あの影はなんだったのか。

どうして執拗についてきていたのか。

今でもそれについては何もわかっていません。

 

ただし、後日地元民である友達からその土地にある暗黙のルールについて聞く事が出来ました。

 

私たちが真っ黒の影を初めて目にしたあの神社。

あの神社には夜になったら決して近づいてはいけないそうです。

 

あの神社には、丑の刻参りをしにくる者が時々いるそうで危ないから、とのことでした。

 

そしてこの土地自体、心霊系の噂が絶えない場所でそこかしこに曰くつきの場所があるとのこと。

 

だから土地勘のない者はとくに、あまり夜に出歩くのは良くないのだということでした。

 

私も友人も霊感なんてものは全くありません。

生まれてこの方、おばけなんて見たこともありませんし。

 

でもこの日はじめて、おばけとかそういう類のものを実際に見てしまったのではないかと思ったのです。

 

あの夜に体験した不思議な出来事は、二人とも同時に目にしてしまった物が多く未だに謎は謎のまま。

 

わたしの実体験ほん怖話・続編は以下の記事でご覧ください。

omochichaaaan.hatenablog.com

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最後に

さて、実体験なのでとくにオチなどはないまま終わってしまったのですがいかがでしたでしょうか。

 

ホラー映画の主人公みたいに勇敢な性格であれば、もうちょっと逃げずに正体を確かめに行ったりするところなのでしょうが…生憎私は自他共に認めるビビリマンなのでそうはいかず!( *´艸`)

 

今現在はこの土地から離れて暮らしており、とくに何も起こってはいません。

 

でもこの土地に住んでいる間、いろいろあったんですよね…

 

  • この話に出てくるのとは別の友人が住んでいる学生マンションにも曰く付きの部屋があった
  • 霊感があるという友人が私のマンションにきてある区画を気味悪がった
  • この話とは別の神社付近で丑の刻参りをしていたと思われる人間と先輩が遭遇して追いかけられる
  • 私の部屋で心霊現象としか考えられないようなことが何度も起こる
  • 建設から年数のたっていない大学の研究室で、説明のつかないような不可解な現象が起こった

 

ちょっといろいろありすぎじゃない?となっていました。

 

なので土地だか建物だかに何かいたのかなぁ…なんて思ってます。

 

移り住んだら綺麗さっぱり何もなくなるっていうのが、もうね。

 

またいずれ、私がほんまに体験した怖い話をいろいろとしてみたいなと思います。

 

とっておきの怖い話がある方も、良ければ是非お話お聞かせくださいね!それでは!

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