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おはこんばんにちは!今日もポジティブにズボライフ!ちゃんもちです。
「多肉植物を育てるのって難しそうだね!」
そんな声を知人・友人から沢山聞いてきました。
確かに他のお花なんかと比べると、多肉植物を育てるのは少しコツが必要です。
でもちょっとしたコツを覚えるだけで、玄人には及ばずとも戸惑うことなく育てることが出来ますよ!
意外に思われるかもしれませんが、多肉植物は結構強いです!
今日はそんな多肉植物の魅力に迫ります。
初心者一歩手前さん!私と一緒に楽しい多肉LIFEを過ごしてみませんか?
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多肉植物
多肉植物とは、可愛らしい見た目で水を多く葉や茎などに貯めている植物のこと。
多肉植物超初心者、どんな知識が必要?
多肉植物を管理する上で絶対におさえておかなければいけないこと、それはズバリ温度・湿度・水量!
この三つを完璧に管理出来れば、殆ど問題なく育てられることでしょう。
虫の被害や病気などに関しては上記の三つを完璧にしてからでも大丈夫。
というか基本をおさえずして次にはすすめません。
ではそれぞれの具体的な知識について触れていきましょう。
温度
温度は暑さに強いもので30℃前後、寒さに強いもので0℃前後まで耐えます。
品種によって温度適正はかなり変わってくるので、育てたい品種が決まっている場合は先にその品種について学んでおくのが◎
セダムなんかは強いものが多く、私の場合ですが北側の日当たりが悪い場所で温度がー3℃くらいまで下がった時も元気なまま冬を越すことができました。
しかし温度と一口に言っても、これは次にお話しする湿度管理(風通し)でも強さが変わってきます。
夏は風遠し良く、冬は風をよけることで多少温度が厳しくなっても耐えてくれます。
また根っこの張り具合によっても温度に耐えられるかどうかが変わってきますよ。
基本の考え方としては、根っこが丈夫(よく張っている)なものほど夏でも冬でも強いということ。
湿度
多肉植物に関する投稿でジュレるという表現を聞いたことはありませんか?
多肉はあまり湿度が高い(風遠しが悪く蒸れている)と溶けてくることがあります。
湿度があがりすぎないように鉢同士を離し、風遠しを良くしてあげることが大事です。
水量
水の量はざっくり言うと、春秋のシーズン中はたっぷりあげる・夏や冬はちょろっとあげて基本的には水を切っておくのがベター。
たっぷりってどのくらい?というと、鉢底穴から水が出てくるくらいです。
ちょろっと、これは土の表面が濡れる程度。
もう少しあげる時は、見えませんが鉢の真ん中くらいまで水が浸透したかな?というくらいです。
小さな鉢に大きなじょうろで水をあげるのは調整がしにくいのでオススメできません。
小さな鉢には水差しなどで水をあげると失敗しにくいです。
初心者におすすめの土は?
玄人さん方は土を多数購入してきて、ご自分でブレンドされています。
私も最初の頃そういう風にやってみようと思ったのですが、皆さんのされている通りにやろうと思っても同じ土が見つけられずなんとなく違う感じになってしまったことも…
ブレンドはそれぞれの土の特性に関する知識を得てからでも遅くないです。
そして初心者の頃の私があらゆる多肉に手を出しても一番失敗しなかった土はこちら。
多肉植物専用土ではないのですが、これは一番使い勝手がよかったです。
粒の大きさも大きすぎる、小さすぎるということがなくちょうど良かったですし。
そして私は多肉専用土に多いサラサラ過ぎる(水はけが物凄く良い)土が苦手でした。
水あげてもあげても乾いてしまっているような気がして不安になるというか…
なので過保護気味な性質ではあるのですが、保水しているのが視認もしやすいのでぐっと水やり我慢することも出来ました。
ダイソーで売っている物凄く軽い観葉植物の土も成長が良いので結構好きなんですが、ちょっと大きめな木のクズ?状のものが入っているので花ごころさんの方に軍配。
小さな多肉苗を育てる時には大きい粒やクズ、木片?のような物は邪魔になるんです。
水はけはいいし軽くて扱いやすいところは◎で気に入っているんですけどね(*´з`)
シーズンオフ中あまり世話することがないんだけど…
シーズンオフとなる夏冬はすることが少ないと嘆く声を聞くこともあります。
まあ確かに水やりの頻度はがくっと減りますし、夏の日よけ・冬の霜よけなんかを完璧にやり終えてしまうとやることは減ります。
勿論朝晩に調子を確認したりしますが、凄く沢山育ててる方でなければその程度のことは時間がかかりませんもんね。
でもシーズンオフにはシーズンオフの楽しみがありますよ!
私の場合はこの期間中に、次のシーズンに向けての準備をします。
シーズンがきたら沢山寄せ植えをしたいな~とかやりたいことが沢山あるので、それに向けて可愛い鉢の準備などをするんです。
リメ缶を作ったり、モルタル鉢を作ったり、自分では作れないようなリメ缶・鉢なんかをネットサーフィンして探してみたり。
上記画像からメルカリのそれぞれのページにとぶことが出来ます♪
自分で作らずとも、ネットで作家さんの鉢なんかを探し始めるだけでも時間が一瞬で過ぎてしまいます(*'ω'*)
なのでシーズンオフとは言っても、今まで使ってきた道具の手入れから新しい物探しとやることが案外いっぱい!
それでも多肉事、することないなあって方は新しくお迎えする多肉を園芸店などに見に行ってみてはいかがでしょうか?
秋から冬にかけては多肉コーナー、かなり充実してくる時期ですよ(*ノωノ)
こんな風にメルカリなら様々な種類の多肉植物に出会うことが出来ます。
また検索機能も充実しているので、名前でピンポイント検索も可能。
「名前 カット苗」「名前 抜き苗」など欲しいもので検索してみましょう(*´з`)
何の道具もないよ!何が必要?
私がまず必ず揃えてほしいなと思うもの、あると良いなと思うものを順番にご紹介していきます。
ハンドスコップ
私も最初は普通に園芸用のスコップでいいでしょ!と思っていたんですが、多肉植物を育てるときに使う鉢って結構小さいものが多いんです。
なのでハンドスコップがないと土が本当に入れにくい!
多肉植物を育ててる有名YouTuberさんが皆ハンドスコップを使っている理由が、この時初めてわかりました( ;∀;)
ピンセット
多肉植物は細かいです。寄せ植えなんかをしたい場合は必須と言っても過言ではありません。
私は結構ケチケチしているので、ハンドスコップ同様ピンセットもいらねー!派でした。
指でつまんで寄せ植えできるでしょ!と。(雑な性格…)
まあもう想像に難くないですよね。全くうまく出来ませんでした。
小さなセダムを土の空いている所にさしていくのを人間のふっとい指(ピンセットからしたらの話です)でやるなんて狂気の沙汰としか(笑)
ガーデニングトレー(シート)
土をブレンドしたりしなくても、植え替えをするだけで鉢から土がどんどこ零れ落ちるのでこちらもあった方が良いです。
2サイズくらいあると作業時にちょっと何かを置く場所が欲しい時も捗ります。
温度計
温度計、これは夏冬など気温が極端なときには絶対必要になります。
最低最高どちらの温度もわかるものがとくに便利です。
どのくらい保護してあげる必要があるのかの基準になりますしね(*´з`)
鉢底ネット
鉢底ネットも揃えておくのが良いです。
鉢底石に関しては、お使いになる鉢によって大きさが変わってくるかと思いますがどちらにしても鉢底ネットは使います。
園芸用はさみ
これは鉄板中の鉄板アイテム。
錆びにくく、先が細くとがったものをおすすめします。
多肉事は茂っているところにはさみを入れてカットする、細かいものをカットすることが多いです。
先が細くないとはさみが入りにくく作業がしにくいんですよね…。
また、植物は生きているので断面は濡れています。
作業後はきっちり拭くんですが、それでも作業が中断できずすぐに拭けないことも考えられるので錆びにくい物を使用してください。
文具はさみなどは流石にNGです。
鉢
鉢などはプラ鉢だけでなく、ご自分のお好きなデザインの物を用意しておくとテンションがあがりますよ!
ここからはあると良いなと思う物。
農薬
虫害とはいずれ戦う日がくるでしょう。
その日の為に備えておくのも良いですね。
ベニカスプレーやオルトラン、また肥料も一緒に入っているマグアンプは好んでよく使っています。
同じお薬を使い続けると耐性ができたりするそうですが、まあそれは初心者の頃に考える必要はありません。割と先のことです。
そして使うタイミングですが、なんか元気ないなーと思ったら、まずは葉や根をみて虫がいないか確認してみることが大事です。
活力剤・液体肥料
それから活力剤・液肥。
これらも多肉界(?)では鉄板商品と言えます。
活力剤の方は、シーズンオフ中でも水やりの時に活用できます。
そして液肥もじょうろで作ってシーズン中にざばざばと水やりしてあげることで、グングン大きく元気に育ってくれます。
置き型肥料
液肥と何が違うの?なんて声が聞こえてきそうです。
二つの違いは効き目が出るまでの時間と、持続時間。
液肥は即効性、置き型肥料の方はじっくりじんわり効いていきますよ!
これくらいあれば必要十分かと思います。
多肉、冬の対策と必要なアイテムに関しては以下の記事を参考にしてください。
多肉冬越しアイテム+αについて詳しく解説しています。
これから先、多肉植物と過ごしていく中でどんどん知識がついて欲しくなるアイテムも増えていくと思います。
受粉のための道具、育苗ポットなどなど。
私なんかは最初に多肉棚を大きいの購入しちゃうと増えすぎるのでは?という懸念がありました。
なのであえて100均アイテムなんかを駆使して棚を作ったりしてましたね。
結局、初めての冬がくる頃に簡易温室(ビニールハウス)を購入しました。
その時に思ったんです。やっぱり最初に大型の多肉棚とか用意してなくてよかったな…と。
当時は多肉棚にビニールをかけて温室を作る発想というか知識がなかったので、冬越しは温室でしょ!という先入観があったんです。
なので棚を購入していたら棚+温室になってました、確実に。
多肉植物を増やしたい!どうすればいい?
多肉植物を増やす最もオーソドックスな方法は葉挿しとカット(挿し木)です。
ちなみに葉挿しはとくにやりやすいものとそうでないものが存在しています。
雑な解釈ですが、細かい葉(セダムのような)や垂れる葉(ネックレス系)は葉挿しに向いていないものが多いです。
そして大きな葉は割と葉挿ししやすいものが多い。
万年草系やパリダムなんかはカットバラマキ放置でもグングン育ちます。
いつの間にかモッサリなんてことも少なくありません。
だからこそ初心者さんにはダントツでおすすめしたいのが万年草系やパリダム。
個人の好みにはなりますが、私はパリダムみたいなちっちゃいけど粒が沢山あってまるまるっとしたフォルムが大好きです!
葉挿しも簡単なものはバラマキで割と発芽・発根します。
カット・葉挿しで増やす際の水やりはちょろっとあげて乾いたらまたあげるの基本に忠実でOK!
カットも葉挿しも乾かしてから!なんてよく聞きますが、私はあまり乾かしません。
私が下手なのかもしれないのですが、乾かすと成功率がガクッと落ちるんです。なので基本、乾かさずに土にまいたりぶっさして育てています(*'ω'*)←
葉挿し難しいものはきちんとななめに土にさすとかいろいろ決まりもあるようですが…
個々の種類なんかによって育成の仕方も変わってくるので、一概には言えないですが育てたい多肉が決まっているのであれば図鑑なんかを見るのも一つの手です。
または「植物名 育て方」「植物名 増やし方」などで調べると、ピンポイントで育てたいものの動画がヒットすることも。
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最後に
さてここまで多肉植物の基礎中の基礎な知識から、予備知識、必須アイテム、便利アイテムまで様々紹介してきました。いかがでしたか?
初心者手前の頃は、多肉植物に対しての難しそうなイメージばかりが先行してしまいなかなか手が出せないんですよね。
そんな初心者一歩手前の方々が、楽しい多肉LIFEに踏み出すためのお手伝いが出来ていれば幸いです!
2024年、一緒に多肉事たのしんでいきましょう(*'ω'*)
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