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夏はまだ先ですが今夜も怖い話はいかが?本当にあった怖い話・第二段をお話します。

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おはこんばんにちは!今日もポジティブにズボライフ!ちゃんもちです。

 

予想以上にアクセスの良かった前回の怖い話。

 

夏はまだ先ですが、今日は前回の本当にあった怖い話・後日談についてお話していきます。

 

まだ前回の怖い話、読んでないよ~!という方は以下のリンクからどうぞ。

omochichaaaan.hatenablog.com

 

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怖すぎる体験から数日がたった日の話

真っ黒の人影(?)に追われたあの日から数日…。

 

わたしは日に日に、一人暮らしをしている自分の部屋が気持ち悪い空気になっている気がしてなりませんでした。

 

あの日一緒にいた友人も同じく一人暮らし。

 

変わった様子はないかと尋ねてみたものの、とくにそんなことはないとのこと。

 

わたしの気にしすぎなんだろうか。

 

元々が怖がりだからなのかな、とぐるぐる考えていました。

 

その日は突然やってきた!

あまりにも気持ちの悪い空気を感じる日々。

 

日に日に、得体のしれない不安を感じるようにもなっていました。

 

「とにかく掃除でもしよう…散らかっているとよくないって言うし…」などと考え、適当に掃除を始めることに。

 

無音の部屋で、友達と遊んだままになっていたゲーム機のコントローラーを片付けていると…。

 

電気はとくになにも使っていなかったのに…突如わたしの部屋のブレーカーが落ち、部屋は真っ暗闇に包まれました。

 

真っ暗な部屋の中で、すぐさま携帯を掴んであたりを照らしながら外へ。

 

周りを確認しても電気が消えているところなんてなくて、確実にわたしの部屋だけのようでした。

 

なんで?掃除機もまだ使ってなかった。レンジも。炊飯器すら今は切れてる。

 

そんなことを考えながら部屋へ戻り、恐る恐るブレーカーをあげました。

 

明るくなる部屋。ブレーカーをつけてしまってから漏電なんかの心配をしましたが、しんと静まり返った部屋でとくに異常もなく電気はついたままです。

 

とにかく怖くて、その日は友人の家で泊めてもらうことに。

 

その日から数日、家に帰るのが怖くてなりませんでした。

 

時々友人の家へ行ったり、逆に来てもらったり。

 

事情を話していないのにも関わらず、数人に「部屋の雰囲気変わったね?」なんてことを言われた時には心臓が飛び出るかと思いました。

 

なんとなく気持ちが悪いこの雰囲気は、やっぱり気のせいじゃない…?

 

日に日に、そんな思いが強まっていきました。

 

そんなある日、一番仲の良い先輩が泊まりに来てくれることに。

 

この先輩には、事情をきちんと話していました。勿論、以前黒い人影に追いかけられたことも。

 

人数なんて関係なかった

今まで人が泊まりに来てくれているときは幾分かマシな空気なようでした。

 

それは単にわたしの受け取り方の違いだったのかもしれませんが…。

 

だからこの日も、先輩が来てくれているから少しばかり心強い気持ちでした。

 

二人で深夜になるまでDVDを見たり、お喋りをしながら過ごしていたのですが…

 

ココアを飲みながらわたしは先輩に話していました。

 

「今みたいにね、本当に電気なんかなんにも使ってなかったんですよ?」

 

「なのにブレーカーが落ちたんやっけ?」

 

「そうなんですよ!ほんまに吃驚して…思わず外に飛び出しました」

 

「それはやばい(笑)誰か通ってたら吃驚やろな」

 

「ですよね!てか今こんな話してるときにまたブレーカー落ちたらやばいですよね!」

 

「やばすぎ!」

 

そんな話をして二人で笑い声をあげたその瞬間でした。

 

ブツン!と、またブレーカーが落ちたんです。

 

一気に暗くなる室内。

 

先輩とわたしは悲鳴をあげて、二人で手を取り合いました。

 

信じられませんでした。こんなタイミングってある!?と頭の中でぐるぐる考えるばかり。

 

先輩はあの日のわたしみたいに、すぐさま携帯で辺りを照らしてくれました。

 

怖いくらいに静まり返った部屋、頼りない携帯の電気。

 

「ぶ、ぶれーかー…つけます」

 

「うん、一緒にいこ」

 

そうして二人でブレーカーをもとに戻し、元の位置に座りました。

 

もうわたしたち二人の顔に笑顔は戻ってきません。

 

この日も結局、先輩の誘いで近くにある先輩の家へと避難することになったのです。

 

 

 

真夜中の訪問者

怖くて怖くてたまらなかったわたし。

 

幸い、大学の部活には暇をもてあましている同期も先輩も後輩も沢山いました。

 

事情を話したら、皆面白がったり心配したりしてかわるがわる来てくれるように。

 

これは本当に助かりました。

 

大人数でわいわいしていると本当に気がまぎれるので。

 

そしてある日、女の先輩Aと男の先輩B・Cが遊びに来てくれていました。

 

なんでもない雑談をし、お酒をのみ、おつまみを食べていつも通りだらだらと過ごしていました。

 

そうこうしている内に23時になっていて「ああもうこんな時間かー」なんて考えていると、先輩Cの携帯が鳴り…

 

どうやら相手は別の先輩のようでした。

 

どうやらCは呼び出されたようで「ちょっと一回出てくる」と言い残し、出かけていきました。

 

変わらず3人でお喋りを続けていると、インターホンが鳴ったのです。

 

ふと時計を見ると深夜2時。

 

「C先輩ですかね?見てきますー」

 

そう言ってわたしはたちあがり、廊下に出ました。もう少しでドア、というところで焦った様子の先輩Bに強く腕を掴まれました。

 

何事かと思って振り向くと、Bの顔は驚くほど強張っています。

 

「え、なんです?」

 

「待って、おかしい」

 

「へ…?」

 

「お前んち、オートロックやん。なんで今、家のインターホンのほうがなったん?Cか?ほんまに…」

 

「あ…」

 

そうなんです。わたしの家はオートロックの家で、インターホンが2種類あるんです。

 

一階の門で鳴らすインターホンと、家の前で直接鳴らすインターホン。

 

今は深夜2時を過ぎており、こんな時間にうまいこと誰かと一緒に入ってこれるか?というBの指摘は尤もでした。

 

「一回、俺が確認するわ」

 

そう言ってBが覗き穴をのぞいてくれました。

 

わたしの後ろでは、先輩Aが不安そうにこちらを見ています。

 

「どうですか?」

 

「待って、ほんまに…誰もおらん。悪戯…?」

 

「ええ…?ガチで言うてます…?わたしがずっと怖がってるから、先輩みんなで仕組んでません?あはは…」

 

寧ろそうであってほしいと思いました。

 

「もしそうやとして、Cは二時間もずっとマンションから出んと待機してたって?」

 

返す言葉もありませんでした。

 

Aが電話ですぐさまCの所在を確認してくれたのですが、Cはそのときまだ別の先輩の家にいたらしいのです。

 

皆の声が電話から聞こえてきたので、それは本当のことでした。

 

「これ開けて確認したいけど、マジでヤバイ奴かな…」

 

「なんでですか?誰か、おる気配あるんですか?」

 

「なんか、ひきずるような音する…」

 

「ひきずる、音…?」

 

「今、水の音と…なんか引きずるような音せんかった?」

 

なんだっけ、それ。

 

少し考えるとすぐに、あの日見た真っ暗な川面が頭の中に蘇ってきました。

 

「水の音は、さすがにしませんよね?」

 

「水?水の音はせんけどなんで?」

 

わたしはすぐにドアチェーンをかけ、不思議そうにしているBの手を引いて部屋に戻りました。

 

そしてAとBにあの日のことを詳細に話して聞かせることに。

 

あの黒い人影に、追われた話を。

 

わたしの話を聞いて絶句するAとBは、すぐにCに連絡をとり朝になるまで戻ってこなくていいと言っていました。

 

事情がわからないCは不思議そうでしたが…。

 

「それって、その日からずっとついてきてるってこと…?」

 

ポツリとそう言ったAの顔は、血の気が引いているようでした。

 

演技などではなく、本当に動揺している様子。

 

そんなAとBの雰囲気に、わたしも不安で押しつぶされそうでした。

 

しかし幸い、そんなことがあったので二人ともそのまま泊っていってくれることに。

 

朝になったら一緒に学校に行こうと約束をして。

 

夏だったので、Aとわたしが一緒に寝てBはソファベッドで寝てくれることになったのです。

 

その日はもう、インターホンが鳴ったりすることはありませんでした。

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最後に

季節外れの実話こわーい話、いかがでしたでしょうか。実話がゆえ、今回もとくにオチなどはありません。

 

電気が突然切れたり、インターホンが真夜中に鳴ったり、しかもその時にあのひきずり音が聞こえてきたり…

 

訳のわからない不安感と、部屋に蔓延する雰囲気の悪さは日に日に増していきました。

 

わたしはこの後も、誰かを招いたり人のところを行ったり来たりしながら渡り鳥のような生活を始めます。

 

そしてこのような現象?には結構長い間苦しめられることになりました。

 

じんわりとフェードアウトするようになくなってはいくのですが、このピーク時はなぜこんなにもおかしな事が頻発していたのでしょうか。

 

未だに謎のままです。

 

霊がついてきていて、それなりにビビらせたから満足して帰ってくれたのか?なんて考えていますが我ながらとっても微妙な考察…?

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