❢ 当ブログの記事には広告・プロモーションが含まれています。
─━─━─━─━─━─━─━─━─━─
おはこんばんにちは!今日もポジティブにズボライフ!ちゃんもちです。
あなたはブラック企業・ブラック職場についてどんなイメージをお持ちでしょうか。
わたしは実際に、ブラック職場と言えるところで勤務したことがあります。
その時の体験談を中心に、熱量MAXでお話していきます。
─━─━─━─━─━─━─━─━─━─
ブラック企業(ブラック職場)
定義はとくにありません。
一般的にこれがブラック企業!と言われている特徴としては以下の通りです。
私のいたブラック職場は二つ目のパワハラが物凄く横行しているところでした。
わたしのブラック職場体験談
※個人情報などの保護の為、一部情報にフィクションを含みます。また細かいお話も省きます。
わたしが6年務めた職場では、パワハラが平気で行われていました。
ほぼお局A・Bによるもの(この二人の紹介はのちほど)。
- 仕事を故意に教えない(見て盗めなど最もらしいことを言う)
- 通勤電車が止まって閉じ込められた時「なんとか降りてタクシーで来い!」と電話口で怒鳴り散らかす
- 上記の件で「減給だ!」と恫喝(権限なし)
- 人の給与明細を勝手に開けて半分寄越せと笑う(かなりしつこく)
- 部下の手柄は上司の手柄
- 上司のミスは部下のミス
- 大声で恫喝する
- 威嚇行為(はさみを顔の横で鳴らすなど)
- 休憩をとらせないように自分の仕事を押し付ける
- 求人票と仕事内容が異なる(書いていない当直を言い渡される)
まだまだあるのですが、ざっとご紹介しただけでも結構ありますね。
仕事内容が求人票と違う、なんていうのはブラックあるあるでしょうか。
仕事内容に関しては、覚えてしまえば辛いものではありませんでした。
医療系の事務職だったので(医療事務ではありません)、そんなに難しい内容でもなかったんです。
仕事そのものより人間的にしんどい職場だったんだ…
この職場、ほんっとに曲者揃い。
めちゃくちゃ幅をきかせているお局様A・B、見て見ぬふりする課長、見て見ぬふりする部長、ヘラヘラ笑って過ごす平社員2人くらいがいつも仕事を一緒にするメンバーでした。
お局様A・Bがとくに酷い酷い。
Aは恫喝・威嚇が主に。そして手柄は横取り、ミスは押し付け。
Bはネチネチ嫌味・故意に仕事を教えない・休憩をとらせないよう仕事の押し付け。
こんな感じでした。
お局様がどんなに酷い態度であっても、まわりも押し負けてて全然頼りにならないので絶望的な環境であるという…。
新卒で入ったところがこの有様だったので、毎日が辛くてたまらなかったです。
職場では気丈に振舞っていましたが、帰りの電車で思わず涙がこぼれてしまったこともありました。
お局様Aが手柄をかっさらって、ミスを押し付けられた時は「終わった…」と思いました。
それだけ重大な内容のミスだったので。
ですが結局、部署内よりも更に上の役職の方に気づいて頂けて救われました。
でもこのことでこっぴどく叱責を受けたお局様から恨みをかい、わたしに対するイジメとも言えるパワハラが勢いを増しました。
お局ABが結託して聞えよがしの嫌味合戦、はさみを使うときにわざと当たりそうになったかのような動きをとる、休憩時間がきた途端にわたしの机には自分の書類をどっさり。
こんなことは日常茶飯事でした。
ストレスから深刻な病気になることも出てきて、家族にとても心配されました。
精神的な病ではなく、身体に症状の出る病気だったので仕事に行くのも難儀する状態に。
今となっては、すぐ辞めて他を探せばよかったのにと思います。
お局たちは最初から、入ってきた人間をいたぶることしか考えてませんでした。
今ではそのあたりのことも、手に取るようにわかります。
でも当時はここで辞めたら逃げたことになるかな、逃げ癖がつくかなと悩みに悩んでいました。
それにまだ勤めた期間も短いし、最低でも3年は我慢しろって言うし…など。
ぐだぐだ悩み続けて最終的には6年も勤めてしまう訳ですが…。
所謂、社畜思考にはまっている感じでした。
元々、なんだかんだで気持ちは強い方だったのですが…
この時ばかりは毎日毎日消えてしまいたいなと、破滅的なことを考えていました。
家族からの助言を受け、背中を押してもらったことで紆余曲折ありながらも最終的には退職を申し出ます。
- サンドバッグがいなくなること
- わたしが受け持っている仕事が多く、辞めると仕事がまわらなくなること
このあたりの理由でかなり強く引き止められましたが。
でも退職を強く心に決めていたので、結果的には押し切ります。
この時のことを思い出してよく考えることがあります。
退職しようと心に決めていても、他者の後押しがなかったり心が過剰に弱っていると引き止めに応じてしまうのではないかと思います。
ブラックな環境って、それくらい人間の心を追い詰めるんです。
このあたりのお話は、経験者じゃないとわかりにくいかもしれません。
わたしも自分自身、心身ともに健康だったときは「ブラックなんて即日辞めたる!くらい言ったればいいやん」とか思っていました。
想像力が足りていなかったと、実際に経験してから心底そう思いました。
ストレスフルな職場からなかなか逃げ出せない方も増えているのでしょう。
次項から、実際にブラックを経験して感じた求人の見分け方や辞め方などについてお話していきます。
ブラック求人の見分け方
わたしが見てきたブラック求人あるあるは以下の通りです。
- 求人票に良いことばかり書いてある
- 求人票の内容が曖昧
- 求人票にやたらと甘い言葉を使っている
- 面接の雰囲気が悪い
求人票に良いことばかり書いてあったり、内容が曖昧だったりするのは要注意。
これは実際に入社してみると、書いてない仕事を押し付けられることがあります。
面接なんかで「求人票と違う部分もあるからね~」なんて言われたらいよいよ地雷の予感です。わたしはまさにこれでした。
3つ目は アットホーム なんかが代表例だと思います。
有名な言葉ですよね。
ただ、アットホームという言葉を使っているところが全て地雷!という訳ではありません。
今まで数々のバイトや仕事の求人票を見てきた経験から、胡散臭い職場が使いたがる言葉ではあると思いますが。
面接の雰囲気に関しては、極端に悪い・緩いどちらも地雷臭がします。
面接に来た人に対して一切敬意をはらわない企業・職場は×
反対に極端にゆるゆるで適当な雰囲気の面接も×
就活時に感じたことですが、やはりしっかりした企業は面接の雰囲気もパリッとした程よい緊張感の中で行われています。
やたらと酷い圧迫面接だったり、極端にゆるゆるだったりは危ない空気を感じました。
そして自分自身のブラック職場はどっちだったかと言いますと、前者です。
酷い圧迫面接ではなかったですが、どことなく面接に来たものを適当に扱う+暗い雰囲気を醸し出していました。
こういうものは、面接官の口調・態度・空気感でなんとなくわかるかと思います。
ブラック企業(職場)を辞めたいと思ったら
わたしがまず一番に聞きたいのは、今のあなたは心身ともに健康ですか?ということ。
心や身体に元気が漲っていないと、仕事を辞めるのも一苦労です。
退職の意志を示すというのは、かなりストレスがかかります。
とくに強い引き止めが予想されるようなところなら尚のこと。
こういうときの無理は禁物です。
法律事務所の退職代行を使ったり、相談をしてみるなど誰かに助けを求めることも検討したほうが良いかもしれません。
人と話をして実際の自分の立ち位置を確認したり、落ち着いて勉強したりすると視界が開けてくることも。
こちら法律事務所が出されている本で、非常に勉強になります。
法律の専門家でなくとも理解できる内容となっていますし、おすすめです。
鬱になっていませんか?
ご自身の職場が抱える問題点などを理解していても、退職などなかなか行動にうつせない、なんとなく元気ややる気が出ないなんていう状態になっていませんか?
心の病である鬱は、誰でもなり得るものだと言います。
人はあまりに追い詰められると過労死も怖いのですが、心が壊れてしまうことも同じくらい怖いことです。
心の死も結局、身体の死に繋がってしまうから。
ストレスは万病のもとです。
わたしのように身体に不調が出て、病気になってしまうこともあります。
心に不調が出て、うつ病になってしまうこともあります。
どんなときでもやはり人間関係というものが一番気がかりになりがち。
社会人、そんなにうまくはいきませんがなるべく嫌なものとは距離をとりましょう。
一緒の空間にいなければいけないとしても、心の中で距離を置いてみる。
相手を変えることは不可能に近いので、自分自身の捉え方の方を変えてみるのです。
心身ともにリラックスできる何かを見つけましょう。
ストレスを発散できるような何かを見つけましょう。
世界は広くて、あなたがうちこめる何かはどこかに必ずあります。
こんなことを書いていますが、一朝一夕にそんなこと出来る訳ないよ!というのは勿論わかっています。
追い詰められている時、わたしもなかなか動き出せませんでした。
でも、先にこういう考えもあるよと知っているだけでも変わることは確かにあるんです。
だから声を大にして言いたい。
あなたは悪くない。
いっぱいいっぱいになってしまう前に、信頼できる誰かに助けを求めて下さい。
一人で抱え込んでも良い結果にはなりにくいです。
一日も早く、心の重石がとれるよう祈ります。
ブラックな職場での出来事は、わたしの中で澱のように残り続けています。
嫌な人々のことも頭から抜け落ちることはありません。
恨んでいないとかそんな綺麗なことも、正直言えません。
だからあんな思いをする人がこの先ひとりでも減ればいいなと、心の底から願っています。
─━─━─━─━─━─━─━─━─━─
まとめ
優しい世界になればいいのに、今まで何度そう思ったかわかりません。
意地悪をする人、無茶を言う人、マウントをとる人。
人に嫌な思いをさせてもなんとも思わない人が実際に、この世界にはたくさんいます。
それこそ会社だけでなく、どこにいってもこういうヤバイ人…一人はいるんですよね。
そういう人たちに少しでも優しい気持ちや良心の呵責のようなものがあれば、いじめや人に対して無茶な労働を強いることも減っていくだろうにと思うのです。
大人がこの体たらくで、子ども社会のいじめもなくなる訳がないよなぁとも思います。
みんなが持ちつ持たれつで優しく社会をまわしていければいいのに、と願ってやみません。
─━─━─━─━─━─━─━─━─━─