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おはこんばんにちは!今日もポジティブにズボライフ!ちゃんもちです。
本日はPTAのお話を。
PTAは Parent Teacher Association の略です。
なるべくなら逃れたいという方が多いこのPTAですが、あなたはどんなイメージをお持ちですか?
廃止してほしい、絶対やりたくない、任意っていうけどどうやって退会するかわからないし揉めそうで嫌だなどなど。
ネガティブなイメージが身のまわりからも結構きこえてきます。
PTAにあたったまたはあたりそうという方の不安を払拭するべく!
実際に二年間PTAの中央で役員をやってみたわたしが、実話をまじえあるあるや疑問について答えていきます。
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PTA
Parent Teacher Association の略。
保護者・教師からなる団体という意味です。
PTAの仕事とは
学校によって仕事も熱量も様々ではあります。
しかし基本的には、子ども達や学校のために動くことが多いです。
子ども達の入学お祝いを送ったり、図書の本を購入したり、行事のお手伝いをしたり。
わたしの所属しているPTAの場合ですと、主に以下のような割り振りになっています。
- 会長 :行事などに出席し挨拶をする
- 副会長:大まかな活動を把握・指示しながら議事進行を務める
- 書記 :議会の記録をとり、おたよりなどを発行する
- 会計 :PTA会費の管理をする
そして中央の下部組織として、学級委員(各部会)がおかれています。
校内清掃などいろいろと細かな仕事を、委員ごとに振り分けている感じですね。
コロナの流行によって、活動が制限された学校も多いかと思います。
ここ1,2年で元の活動に戻った!という話も聞きますが、わたしのところは現在も縮小された活動のままです。
PTA不要論はなぜ囁かれるか
わたしも正直不要派でしたし、積極的にやりたかった訳ではないです。
今でも不要に出来る、または外注化など出来るならそれで良いよなぁとは思っています。
PTAを廃止した学校もあると聞くと「羨ましいな~」とか思いますし(笑)
なので不要だと思う方の気持ちはわかる気がします。
ただ当たってしまったからには、イヤイヤやってもしんどいのでなるべく前向きに…とは考えていました。
そもそもこれまでも、子どもや学校のために尽力してくださった親御さんがいた訳ですし。今度は自分の番ということで。
さて、どうしてPTAは頻繁に不要論が囁かれるのか。
これはやはりPTAのもつ不公平感に原因があるのでは、と感じます。
共働きが珍しくなくなった現在、仕事や家事育児をこなしながらPTAも…というのが難しい方がたくさんおられます。
そしてその幼稚園や学校に在籍する人数によっては、いかなる理由があろうと何度もお役目がまわってくるなんて場合もある訳です。
「誰々が〇〇の事情で出来なくなったからわたしに早めにまわってきた!ズルイ!」
「PTA会費で先生のお花買う必要ないでしょう!意味が分からない!」
「やりたい人がやればいい。わたしは忙しいんです!」
こんな話はいくらでも聞いたことがあります。
みんなが避けたいと考えているから、何か少しでもトラブルが起こるとたちまちこんな発言が飛び交ってしまうんですね。
幸いわたしの所属していたところではそういうバトルはなかったのですが…
いつもギスギスしてるよって話も、他のPTAさんから結構聞いていました。
勿論憤っている方の気持ちがわかる部分もあるので、なんとも言えないところです。
あとは、以下のような理由も。
- そもそも必要がないと思っている。
- PTAの存在意義がわからない。
- 入らないという選択肢がわかりやすく用意されておらず、勝手に入会している状態になっていて不満。
- 任意団体とはわかっていても、どうやって辞めるのかわからない。
- 一人で辞めたら、何か嫌がらせなどがないか気になる。
このような理由からも、煩わしさを感じていっそ全て廃止が良い!という意見がよく出てくるようです。
同調圧力を気にして、退会に踏ん切りがつかないというお話もよく聞きます。
必要な仕事があればうまいこと外注化に繋げたりして、円満に解決出来ると良いんですけどね…。
でも結局そうなると外注化を手配するという仕事も、先生方に負担が偏ってしまうよなぁ…とも思います。
先生方も含めて家庭によってそれぞれ生活スタイルも異なりますし、難しい問題です。
だから全員が納得する結論を出すというのは不可能に近く、これもまた議論を難しくしている原因の一つです。
PTAに所属するメリットは何か
ここまではネガティブな情報(デメリット)について触れてきましたが、メリットも確かに存在します。
学校によって違いますが、PTA役員をやることでその後のPTA活動などが免除になることも!
また共通して言えることは、学校に頻繁に出向くようになることで学校内の様子がわかりやすくなること。
普段は何か行事でもない限り学校を見に行くことなんてありません。
しかしPTA活動をきっかけに学校に出入りする回数が増えるので、学校の事情に詳しくなることが出来るんですね。
子どもの学校生活で心配事がある場合や何か気がかりがあるときは、あえて役員に立候補してみるのも手といえば手です。
実際にそのようにされて、安心したよという話も聞きました。
そしてそれに関連することなのですが、役員として学校に入り込むと先生方にアクセスがしやすくなる利点があります。
これはとくに、ママ友とかそういうお付き合いが薄い場合に有効です。
実際わたしも会えば挨拶や雑談程度ならするのですが、ママ友と呼ぶほどの関係は一切築いてきませんでした。
たまーに子どもからの持ち物説明なんかが要領を得ないことがあって…
役員の仕事で学校に行ったとき、先生に会えたら雑談の中で確認をすることが出来て助かったことも!
あとメリットとして聞こえてくるお話を含め、メリットをまとめると…
- (学校によっては)役目を果たすと以降の活動を免除される
- 学校内の様子がよくわかる
- 先生にアクセスしやすくなる
- 知り合いを増やすきっかけになった
- 学校行事などよくわからなかったことも理解が深くなった
こんな感じです。
実際にこのようなことを期待して、あえて立候補される方もいらっしゃいます。
そして知人の話ですが、PTAを廃止するために役員になって働きかけた話も。
目的のためにあえて入ってみるというのは目から鱗でした。
どうしても活動が出来ないという場合は、一度現役員の方にご相談されてみてください。
役員にあたってしまってから相談するということでは難しい場合が多いです。
しかし事前に相談をしていれば、活路が開けることもあります。
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最後に
PTAに関する、ある程度のお仕事割り振りや所属するメリット・デメリットについて
触れてきました。
いかがでしたでしょうか。
誰かに何かを強いられるというのはあまり気分の良いことではありません。
しかし子ども達のより良い活動のため、みんなで少しずつ助け合える部分があると良いですね。
そしてこれを読んでくださったあなたの心理的ハードルを下げるのに一役かえていたら、こんなに嬉しいことはないなと思います。
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