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おはこんばんにちは!今日もポジティブにズボライフ!ちゃんもちです。
突然ですが、皆さんは感情のコントロールをするのは得意ですか?
私は苦手でした。そして長女は私よりも更に苦手なようでした。
今日は感情をコントロールするための親子で出来る簡単なトレーニング・ツールについて紹介していきたいと思います。
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感情面はどんな状態だった?
長女は一時期、感情のコントロールという面で非常に困った状態に陥りました。
少しでも嫌なこと、気に障ることがあると激しい癇癪。
暴れる暴れる。そして気持ちがどんどん昂り、自傷行為へ。
髪の毛を引きちぎる、足が折れるのではないかというくらいにかかとをうちつける、階段から飛び降りようとする、ジャンプして頭を床に打ち付けようとするなど。
他には日頃から指が真っ赤になるまで皮をめくってしまったり、カッとなると家を飛び出してしまったり…
親目線からすると、わが子がそんな状態になってしまうなんてゾッとすること間違いなしだと思います。現に私たちもそうでした。
どう対応した?
藁にも縋る思いで方々へ助けを求めました。
学校の先生、スクールカウンセラー、通級指導教室、教育相談など。
中でもとくに教育相談で紹介を受けた心理士の先生が本当に的確で、私たち親の気持ちまでこまやかに組んでくださる方で本当にいろんな面で助けて頂きました。
現在進行形でお世話になっているのですが、今日はそんな先生から授けて頂いた「親子のコミュニケーションを軸にした子どもの忍耐力を育むトレーニング」をご紹介します。
コミュニケーショントレーニングとは?
詳しいやり方ですが…
①ノートをなんでも良いので1冊用意する(絵をかきます)
②子どもの気持ちが荒れてきたときに状況を細かく観察する
③落ち着いてからで良いので観察した状況を絵にかく
※棒人間とか登場する人の顔だけなど簡単なもので良いです
④吹き出しを書いて登場人物それぞれの主張や思いを書く
※うちの場合、多くは長女と私を描いて吹き出しにそれぞれの気持ちを書きます
⑤このノートを使いながら、子どもが落ち着いたときに親子で話をする
これだけです。
⑤番の会話例としては…
「さっき〇〇ちゃんはこういうことがあって泣いていたよね。」
「お母さんは△△と感じていたよ。」
「□□は危険だからやめてほしくてついつい大きな声をあげちゃったんだ、ごめんね。」
「いろいろ話を聞いてみて〇〇ちゃんはどう思った?」
「次に同じようなことがあったときはどうしたらいいかな?」
などなど。状況によって会話のパターンはかわるかと思います。
どんな効果がある?
一度落ち着いてから状況を整理することで、お互いが冷静さをもって話し合いをすることが出来ます。
これにより親子でヒートアップして、売り言葉に買い言葉のようになる現象はなくなるかと思います。
更に良いことはノートに状況の書き溜めがすすんでいくと、様々な状況に対応するデータのストックとなるのです。
また子ども自身がいつでも見直すことが出来るので、自分がヒートアップしてしまう・落ち着くためのパターンを把握するのに役立ちます。
そしてこの方法を使えば親子の会話が間違いなく増えます。
ですから躾の一環としてではなく、親子のコミュニケーションを育むツールの一つとしてとても役立つのです。
自閉症グレーゾーンってどんな状態?
自閉症グレーゾーンなどと言うと「軽度なんでしょう?」と感じる方もおられるかと思います。
グレーゾーンだからといって軽度で困り感があまりないということはないです。
そして診断がつかないということは、親が積極的に動く事をしなければ支援の手をとることすらも難しい状況になりがちです。
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最後に
診断がつこうがつかまいが、子どもの発達というものは個人差があり様々な凹凸があるのが当たり前のことと思います。
なんらかの困り感がある場合、親子で状況や望みをすりあわせることが大事です。
日常生活の中で親子トレーニングをすることで、少しでも困り感が拭えればいいなと思います。
我が子が少しでも生きやすいように…わたしもそのように願う親の一人。
わたしの経験、トレーニングが困り感を抱える方々のお役に立てれば幸いです。
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